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【第5回】 武士ってなぁ〜に?

はじめての歴史ブログ 第5回

ライター記者:ゆめか


みなさんこんにちは!


前回の投稿では、「関東・関中・関西」について初めて良く知ることができました☆

普段何気なく使っている言葉の歴史を知るとなんだか嬉しくなり、さっそく家族に教えてしまいました(てへ笑)


さてさて気持ちを切り替えて、今回のブログでは前回の予告通り

武士」についてもっと詳しく知っていきたいと思います♪


私にとって「武士」=「戦う人」というイメージが強いですが、

みなさんはどんなことを想像しますか?


おそらく私のように歴史が苦手な人からすると

「武士道」とか「武士の心」なんて言った言葉も聞いたことがある!というくらいだと思います。(すごくわかります。。)


ですが先日、事務局の会議で知識豊富な方々からこんなことを耳にしました。


武士ってもともと地方で身を守るために武装した人たちのことを言うんだよ~


・・・戦うだけじゃなかったんです!!!(ポカーン)


少し調べてみたところ、


武士が生まれたのは「平安時代」だそうです(へ~)

その頃は弱肉強食といっていいほど厳しい社会だったそう。。

田舎の人たちは税をたくさん課せられていて、

国が自分たちを守ってくれるということはなく、

自分の命、土地、家族は自分で守らないといけない状況にあったようです!(命まで…)


なので、体力的にも強いものがどんどん力を持っていき上へ上へとのし上がっていったらしいんです。。


つまり私的に考えてみると…レスリング選手やラグビー選手は武士に最適なのかもしれないです(私の勝手な強い人像です 笑)


昔は弓が打てたり、戦いが強かったりした方が権力を持てたらしいです!


すると、どんどんその武装した武士達はグループ化していくそうです。

よく小学校や中学校で見られる「一人だと寂しいけどグループの中に入れば無敵♪」みたいな状態?

勝手にそんな変な想像をしてますが、つまり、「武士団」が結成されていったんです!


そうすればみんなで一緒に守り合える!そして「武士」たちはどんどん勢力を広げていったようです。。


ついには朝廷(天皇や貴族が政治を行う場所)までもを脅かす大事件も起こるそうです!(大事件!?)


なんだか面白くなってきた気がします!!(メラメラ)

では、次のブログではその「大事件」とやらを一緒に見ていきましょう!


それでは次回のブログでお会いしましょう♪



*English Summary*

In this blog, I would like to get to know about “Bushi”. Have you heard of the word? You probably imagine “a warrior”, “a soldier”, and “a fighter”. I asked my colleagues who knows about it. They said, “ people who arm to protect themselves, land, and their family”. I guess that’s not what you were imagining! Bushi started to appear in the Heian period when citizens were suffering from heavy taxes. Public safety wasn’t enough that people needed to protect their life. That is how Bushi was formed. The Bushi society became bigger and bigger, and there were many strong Bushi who became Bushi.



 

【岡ジィからのコメント】


桓武天皇が理想をもって遷都した平安京の時代だね!

その時代も中期になると、朝廷の権力もだいぶ弱くなり、地方の政治も混乱してきたんだ。


そして、治安が乱れてくると、地方で力を持っていた役所の役人や荘園の管理人、そして有力な農民などが、自分の勢力範囲や支配下の人民を守るために武装をはじめたんだね。


はじめは力のあるものを中心とした一族がまとまって集団を作っていったけど、そのうちに、中央から移り住み着いた貴族や役人を中心に大きな集団にまとまっていったんだ。


それが「武士団」と呼ばれる武士の始まりといわれる集団で、中でも大きな武士団のトップ(棟梁)には中央の貴族の血を引く者が選ばれることが多く、関東では、当時貴族の頂点にいた藤原家の血を引く『藤原秀郷』の一族や、桓武天皇の子孫である平高望を祖とする平氏の一族などが有名な武士団だね。


だから、その武士団のトップ(棟梁)である『藤原秀郷』や「平将門」「平貞盛」などが坂東武士の始まりと言われるんだね。


優雅な貴族の時代と思われがちが平安時代だけど、中央である京の都はいざ知らず、地方では、内実は権力争いや領土争いなどがあちこちで起こっていた戦いの時代でもあったんだ。そしてその争いは、後の初めての武家政権・鎌倉幕府の時代を経て、長い武士の時代につながっていくんだよ!



 


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