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令和2年7月12日「藤原秀郷」フォーラム開催へのご挨拶
栃木の武将「藤原秀郷」をヒーローにする会
参議院議員 栃木県選出

名誉会長 

上野通子 

上野道子先生

新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態宣言も発令となり、皆さまに大変なご心配とご苦労、そしてご迷惑をおかけしております。

昔からの友である宮本社長ですが、本業は歴史にはあまり関係のない印刷業を行っておられますが、最近お会いする時は、常に印刷関係の話ではなく「歴史・藤原秀郷・百目鬼(どうめき)のこの3つの話題になります。実は私は宇都宮市の県庁の近くの百目鬼通りの近くで生まれ育ったので、百目鬼自治会の子供たちと百目鬼通りでよく遊んでいた1人です。その中でも特に地名となっている百目鬼は、藤原秀郷が退治した宇都宮の架空の妖怪がいたと言われていたのです。

ですが、そのような伝説があったということは宮本社長と出会ってから初めて理解しました。秀郷は大百足退治だけじゃなくて全国各地に伝説を残しており、中でもこの宇都宮の百目鬼を退治したという伝説も残る素晴らしい坂東武士であったのです。
そして、実はもう一つ、私は佐野唐沢山神社の宮司と従兄弟であり、佐野のお祭りに足を運ぶ際に秀郷の話をよく聞いていました。宮司の家にお邪魔させて頂いた時は「関東を一望し、遠くには東京も良く見える見晴らしの良い所なんだ」と気づかされました。

現在はコロナ自粛体制でなかなか足を運びづらい状況ではありますが、感染防止対策を行って頂き、今後の状況の進展を見据えながら、お時間がある時に是非佐野唐沢山神社にも足を運んで頂きたいと思います。宮司がしっかりと唐沢山神社と藤原秀郷を守っております。

私はこうした関係もあり、藤原秀郷をヒーローにする、お手伝いをさせて頂いております。是非とも皆さまにも、「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」に入会して頂きたいと思っております。

藤原秀郷の伝説にプラスして「観光」という面で見てみると、栃木県の地域PRにつながることに希望を持っております。アフターコロナの対応により、今まで通りの観光集客は難しいかもしれないのですが、新しい形態での「観光」を皆さまと一緒に考えていけたらと思っております。

文部科学省のスタッフとして文化庁の仕事もさせて頂いておりますが、文化関係予算が少ない中で、文化観光振興法というものを登録致しました。それによって予算がつけやすくなり、文化以外でも「観光につながる地域や祭り」など、それらがストーリー性を持って発信するのものであれば、しっかりと予算をつけさせて頂き活動を応援してゆく取組みです。

是非とも、皆さんが藤原秀郷を始め、栃木の歴史を楽しく学びながら、地域の発展に繋がる発信をしてくださることで、1人でも多くの皆さまが栃木県に来て秀郷の多くの伝説を知って、感動して、幸せを感じて頂ければと思っております。

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