top of page
検索

【第35回】 藤の花の秘密


はじめての歴史ブログ 第35回

ライター記者:ゆめか




前回の記事では、誰もが知っている歴史人物「源頼朝 みなもとのよりとも」と栃木の武将「藤原秀郷 ふじわらのひでさと」について歴史初心者目線で書いてみました!いかがでしたか?少し歴史ワードが出てきてギョッとされてしまった方も多いかもしれませんが…今回のブログはもっとわかりやすく書くようにしてみます!!


▼前回【第34回】源頼朝と藤原秀郷 時代を超えた繋がり▼













では!今回のブログに参りましょう!

今回は、今ちょうど栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」で有名な「藤の花」について書いてみたいと思います!「藤」というくらいなので、秀郷の氏族「藤原氏」との関係もありそうです!そんな「藤の花」の秘密について書いていきます♪(レッツゴー!)




■藤の花ってどんな花?


みなさんは「藤の花」がどんな花か知っていますか??


私は植物が好きな割には、花の特性をあまり知らない。。。ので、今回きちんと調べてみました!



まず、藤の花の時期!ですが、4月~5月に見頃を迎えるようです♪ちょうど今頃ですね!


綺麗な見た目でありながら、実は…「毒」があるとのこと!!!(ひゃ~)その毒は人にも有害だそうです。。(藤の花…恐るべし。)


そういえば、鬼滅の刃のでも鬼退治のシーンで「藤の花」が出てきますね…(ふむふむ…)


また、藤の花は「高貴なイメージ」がある花でも有名です!


でも、なぜ高貴なイメージがついたのでしょう…?




■藤原氏と関係はあるの?



名前からいかにも関係がありそうですよね。。。


実は、平安時代、藤原氏の象徴が「藤の花」とされていたようなのです。


高貴なイメージがついたのは、もともと藤原氏が高貴な立場だったから!ということと、

紫色も実は昔はとても高貴な色だったからとのことなのです!染め物が有名な京都ではなく、江戸(現在の東京)で染める紫色が一番綺麗で貴重だと言われていたくらい!

そして!藤の花=藤原氏となんとなくイメージがついてきたところにもう一つ!


藤には「つる」がありますが、藤の花は、何か柱となるようなもの(例えば大木とか)に絡まって成長していきますね。逆に言えば、大木がないと成長できない花でもあります。


そう考えると、「藤の花」は、平安時代「藤原氏」が摂関政治を行い天皇を影で支えて勢力を強めていった姿をそっくりそのまま反映しているのです!!!(ひゃ~)


大木=天皇

藤の花=藤原氏


さらに!藤原氏の一族には、家紋に「さがり藤」「あがり藤」を使う一族もいたようなのです!



▼藤原氏について「かんたん年表」で知ろう♪







6月に公演を行っていただく小和田哲男教授監修の「鬼滅の日本史」にも


”実は、藤原氏と鬼の因縁は深い”と書かれているのです!


栃木の武将藤原秀郷も宇都宮の「百目鬼」という鬼を退治した伝説が残るほど。。秀郷以外にも藤原千方や藤原忠平なども鬼退治で知られています。


そう見ると、藤原氏自体が鬼の弱点だったこともわかります!


(だから鬼滅の刃では藤の花が鬼の点滴なのか…!発見!)



■今こそ、あしかがフラワーパークへ!



なんか、藤原氏と「藤の花」の関係というより、「藤原氏=藤の花」のように感じてきてしまいました!!それくらい、これからは「藤の花」を語る時には秀郷の氏族「藤原氏」も一緒にイメージしたいです♪


ということで、現在栃木県あしかがフラワーパークでは藤の花が見頃を迎えているようです☆


昼間もいいですが、夜もライトアップされていて幻想的な光景をお楽しみいただけます。


私も来週ドライブがてら見にいってみたいと思います♪

このブログを読んでからフラワーパークの藤の花を見ると、何倍も楽しくご鑑賞いただけると思います!(キラリンっ♪)ぜひ、感染対策に気をつけて足をお運びください♪


▼あしかがフラワーパーク



はい!ということで!今回のブログはここまでとします!


次回は、つい先ほど!事務局長の岡ジィから、おもしろ~いネタをいただいたので、そのことについて書いてみようと思います!(なんだか謎の多い終わり方になってしまいましたが、、次回お楽しみに!)



いつも最後まで愛読いただきありがとうございます!

では!次回のブログでお会いしましょう~♪



▼▼坂東武士たちを図鑑でチェック▼▼

https://www.bando-bushi.com/character




*English summary*

Fuji is a Japanese unique flower that blooms between April and May. Fuji is a beautiful purple flower that has many secrets behind it. For example, it has very strong poison despite the look. The poison could kill a human as well. Besides that, it is known as a noble flower, but why is it? Because Fuji was a symbol of the Fujiwara clan which was aristocrats in the Heian period in Japan. Also “purple colour” was also recognised as a rich colour as only one place in Tokyo could produce that colour in old time. One more reason why the flower was a symbol of Fuji is that the way the Fujiwara clan was in politics in the Heian period. They were known as the centre of “Sekkan politics”. That political system is to support the emperor and to control the power in politics.




▼Get to know more about Bando Samurai▼


▼ 下のタグから共通記事・ページをご覧いただけます♪ ▼

■ カテゴリー別

おすすめページ

bottom of page