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【第7回】歴史さんぽ 佐野編 を開催しました!-2023年8月26日



栃木の武将「藤原秀郷」をヒーローにする会、代表の宮本です。


『藤原秀郷が築いた磯山弁財天と唐沢山城』と題し、参加者は地元佐野に宇都宮、東京、前橋と全19名、熱心な当会会員に地元の秀郷ファン、東京の侍!? まで!

和気藹々と楽しい佐野さんぽとなりました。


集合は秀郷公が「近江の大百足退治」のお礼として龍神に招かれた龍宮での思い出を再現したと言われる磯山弁財天の麓、出流原弁天池。

地域特有の石灰岩で濾過された驚きの水質は日本名水100選にも登録されています。

天気予報は雷と心配していましたが、水面には青空も映り泳ぐ鯉は空を舞っているようです。


池から少し歩くと龍宮を模した磯山弁財天の朱塗り山門に。


こちらは宇賀神さまが祀られ随所に蛇の置物があります。

弁財天の使いである蛇=龍神となりますね。

百段程度の山道を登り櫓作りの舞台に置かれる本堂を参拝。

涼しい風が流れ佐野を一望する景色は見張り場として役目もあったそうで、秀郷公の戦いに備える姿勢も垣間見ます。



そして礒山をあとに秀郷の本陣、唐沢山へ!


唐沢山城跡は国指定城跡となり戦いに備えた見所が随所にあります。

http://karasawayama.com/koseki


唐沢山城は秀郷の子孫であり、今では唐澤山神社神職である佐野氏の居城ですが、最初にこの地に館を建てたのは下野国司でもあった秀郷公と伝えられます。

今でも東京の街が見渡せる関東平野北限の地は、軍神と言われた上杉謙信が何度挑んでも落城できなかった堅城です。また徳川家康もその優位性を恐れ廃城を命じたとの逸話もある名城であり佐野氏は謙信にも優る軍神だったのです。


唐澤山神社では参加者全員で御祈祷を受け御守りを授かりました。

佐野氏の姫でもある禰宜さまからは、秀郷公が明石から職人を連れて広げたと言われる天明鋳物のお話をいただきました。

神社の狛犬や社殿の釘隠しなどにも使われていますが、元来は兜など戦の武具を作ったのが始まりです。


今回は暑さでも有名な「佐野市の夏になぜ?」との話もたびたび聞かれました、、夏の唐澤山神社では鳥居から社務所までの参道を風鈴で飾る催しが行われていたためですが、涼しい音色の風鈴も天明鋳物で作られています。



今回のツアーの締めくくりは当会芸能部!?

都 宮子さんの講談を神社の由緒正しき南城館を使わせていただいてのお披露目です。


楽しくシリアスな内容に参加者の皆さん喜んでいただいた様ですが、秀郷公の祀られる唐澤山でのお披露目。。秀郷公はどのように観ていただけたでしょうか???😅


ともあれ、今回の参加者もみなさん個性派揃い!

それぞれの歴史観や活動も多岐にわたりお話しを伺っても「なるほど!」と教えていただけることばかりで楽しく過ごさせていただきました。





写真にも「侍コスプレ??」と思わせる方がいらっしゃいますが、今回初めて東京から参加頂いた「源 光士郎」さんは、武道と伝統芸能を組み合わせた演舞「武楽座」を主宰され海外での公演も数多く行っている本物の侍です!


「秀郷演舞」を構想中とのことで知り合いとなり参加いただきました。

https://bugaku.net/

なんともワクワクしてきます。


他にも佐野市のシティーガイド行っている本郷さん、今回もご自身で栽培されている麻を奉納されていた太田さんなど地元佐野の方にもご参加いただき広がりを感じますし、当会の顧問となる元副知事の岡本さんも東京からご夫婦で参加いただきありがたい限りです。


栃木の武将、藤原秀郷公の存在を多くの方に知っていただき栃木のシビックプライドの醸成や、ブランドアップに役立ちたいと思って活動していますが、皆さまの熱意に私たちスタッフも勇気付けられる今回の佐野ツアーとなりました。


ご協力いただきました唐澤山神社様、一乃館様、蔵和紙カフェ カクニ様、参加いただいた皆さま!ありがとうございました。


今回の募集では車での参加が困難な方も多くいらっしゃいましたので、次回は涼しい時期にバスを御用意して開催したいと思います。

 

◆藤原秀郷をヒーローにする会 会員募集中!

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「栃木を盛り上げたい!」という思いだけで大丈夫です!

私たちと一緒に「藤原秀郷」を栃木に、全国に、世界に伝えましょう!





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