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【第4回】 関東・関西・畿内?!

はじめての歴史ブログ 第4回

ライター記者:ゆめか


みなさんこんにちは!


前回の投稿では、関東と関西の語源について見ていきました!


やはり日本の歴史には中国がつきものなんだなぁ~としみじみと思いました。。


さて、今回のブログでは、前回疑問に思ったこと、


「昔の関東・畿内・関西」は一体どこだったのか??


早速みなさん一緒に見ていきましょう!


ちなみに今回は自力で頑張って調べてみることにします!


カチカチっ・・ ふむふむ・・・


調べてみるとちょっとずつ見えてきました!!


今から約1350年も前!私みたいなものには想像もつかない時代ですが、、

その時代に「関」というものが日本に作られたそうです!(ん、、いまいちパッとこない…汗)


そのころ、政治の中心(朝廷)は東京ではなく、

今の「奈良県」にあったらしいんですが、その周辺を徹底的に警備し守るために

(当時は周囲からの攻撃から守る必要があったようです)

」という今でいう、外からの侵入を制限する「出入国ゲート」みたいなものを

「3箇所」設置し、いざという時にはそのゲートを閉じて、攻撃のために侵入してくる人たちから身を守っていたみたいなんです!(へ~)


国内で侵入制限。。最近では新型コロナウイルスで県をまたぐことが規制されたりしていますが、昔はそれよりもっと厳しく県境が警備されていたのかもしれません・・・。


それはさておき、その「3箇所に設置された関」こそが『三関(さんかん)』と呼ぶらしく、


  • 鈴鹿(すずか)関 →現在の三重県

  • 不破(ふわ)関 →現在の岐阜県

  • 愛発(あらち)関 →現在の福井県


と今の東海・東海寄りの近畿にあったようです!


その三関が守っていた場所こそが「畿内(当時の日本の中心、近畿周辺)」のようです!


畿内を守っていた3つの関所から見て東側を主に「東国(今でいう中部・関東)」と呼び、

西側を「西国(今でいう関西)」と呼んでいたようです。(昔は呼び名が違うらしい...)


それにしても、今の日本で考えると結構広い範囲が関東(坂東)だったんですね!


今回はここまでになります!

なんとなく坂東武士図鑑の「坂東」についてわかってきた気がします!(気がする・・)

みなさんはいかがでしょうか?


そもそもみなさんは「武士」ってなんだか知ってますか?

私は「戦う人」というイメージしかなくて、、


そこで!次回のブログでは、坂東武士図鑑の「武士」についてもう少し詳しく知りたいと思います!


それでは次回のブログでお会いしましょう♪



*English Summary*

In this blog, I would like to write about where exactly the “Kanto”,” Kinai”, and “Kansai” were in Japan. In the old-time, the Imperial Court was located in Nara prefecture, not Tokyo or Kyoto. There were three Seki (gate) around Nara to protect the emperor. Those three Seki is called “Sankan”. Such as Suzuka Seki (Mie), Fuwa Seki (Gifu), and Osaka (Shiga). And people called the area where Sankan “Kinai (畿内). The east area to Kinai is called “Kanto(関東)”, and the west area of Kinai is called “Kansai (関西)”.



 

【岡ジィからのコメント】


昔は、古代や中世は、現代のようにマスコミやSNSなどの情報源がないから、少しでも離れた地域やほんの山一つ越えた向こう側の様子ですらわからなかったんだよね。


分からなくて不安だから、その地域からの出入りを厳しく管理していたんだ。それが「関」という装置(システム)だったんだよ。


そう考えると、当時の「関」の東側(外)は、まさしく異国だったんだね。そういう意味では、「関」は国境といってもいいね。


飛鳥や大和の時代に考えられた日本国は大和地方を意味したけれど、奈良時代以降日本という「国」の範囲が東へ広がって行くに従って「関」が置かれる所も東に移って行き、平安の時代には今の関東(坂東)が日本の最東端になり、下野や常陸の北の端が蝦夷との国境になったんだよ!



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