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第14回 宇都宮まちなか歴史さんぽ『八幡山公園通り地区のまち歩き』2025年10月25日開催


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「栃木の武将・藤原秀郷をヒーローにする会」

『第14回 宇都宮まちなか歴史さんぽ』を開催しました。

二荒山神社から始まり、八幡山公園通りをめぐるまち歩き。

曇りの予報でしたが、そこそこの雨模様☔︎

それでも、東京や佐野からも集まったコアなメンバーで、時間延長&懇親会まで盛り上がった一日でした!


行程は、13:30 二荒山神社集合 → 八幡山公園 → 蒲生神社 → 県庁展望ロビー → 百目鬼通り → 二荒山神社境内に戻るコース。


本来ならば、秀郷の将門討伐を祝した二荒山神社の例祭「秋山祭」の付け祭「菊水祭」で、街中の渡御や流鏑馬を拝見する予定でしたが、あいにくの雨で中止に…。歴史ある装飾が濡れてしまうのは残念ですが、仕方ありません。


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まずは案内人の当会専務理事・岡田康男さんより、二荒山神社前の大通りを見渡しながら「宇都宮の街中は階段状の河岸段丘になっている」との説明。JR駅前の田川が1段目、二荒山神社や宇都宮城が2段目、その先の池上町辺りが3段目で、発展に適した地形なのだそうです。




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その話を聞きながら大通りを西へ上がり、八幡山公園通りへ向かいます。

八幡山公園は市民に馴染み深い場所。宇都宮タワーやお花見、吊り橋、ゴーカート、遊具、そして競輪場まであります。

しかし、公園名の由来となった「八幡山神社」は案外知られていません。無人の神社で、自分も初めて訪れました。


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こんもりとした樹木に囲まれ、よく整備された境内。狛犬も立派で、思わず感動。江戸初期の宇都宮城主・奥平忠昌により「応神天皇(=武神)」を奉り創建された神社です。秀郷が弓の達人だったように、八幡神・応神天皇も弓の名手だったと伝わります。


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少し歩くと、宇都宮のシンボル「宇都宮タワー」が姿を現します。街中から見ると大きく感じますが、近くで見ると意外とかわいい😌。そばには懐かしい電話ボックスもあり、昭和の雰囲気満点です。

怖くて吊り橋を渡れない同行者もいましたが😂、紅葉の季節はさぞ美しいことでしょう。


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公園内の立派な墓地を抜け、裏口から「蒲生神社」へ。祀られているのは江戸の三奇人の一人「蒲生君平」。前方後円墳という名称を考案した儒学者で、秀郷の子孫です。君平は、戦国の名将で会津90万石の城主・蒲生氏郷の子孫でもあり、祖先を誇りとしていました。


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塙田トンネル上の高台にある蒲生神社を下り、県庁展望台へ。雨空ながら明るく、市街を一望できました。東京までは見えませんでしたが、二荒山・八幡山・蒲生神社・百目鬼通りを上空から眺められ、中々の景観です。


県庁前の「百目鬼(どうめき)通り」は、秀郷が百の目を持つ鬼“百目鬼”を退治したと伝わる地。

詳しくはアニメーションでどうぞ↓



最後に、二荒山神社の裏手・公園通り側の駐車場から境内へ登ります。

本来なら社務所で、秀郷ゆかりの「三十八間星兜」や、将門討伐祈願時の刀授与を描いた「二荒山神社祭礼図絵」を拝見する予定でしたが、熱中のあまり散歩が延長となり閉館時間に…😅

どんなものかはこちらから↓


参道階段の中腹には、松尾神社や菅原神社などの末社もあり、最後まで充実の歴史散歩。

約4時間・一万歩を超えるまち歩きとなりました😂

それでも元気なコアメンバーは、百目鬼通りの銘店居酒屋「庄助」にて歴史談義を続けたのでした…。

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