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2020年2月15日 宇都宮街ナカ歴史散歩 『藤原秀郷と百目鬼伝承の巻』 開催しました!-2020年2月15日



今朝は心配された天気も絶好のお天気日和にて、街ナカ歴史散歩『藤原秀郷と百目鬼伝承の巻』を開催!

藤原秀郷が将門討伐に向かう際に必勝祈願し、神剣を授かったとされる二荒山神社前に集合しスタート。大先輩が多いのですが95段の階段をスタスタと。。解説は当社のカメラマン岡田さんと、先日のフォーラムでお話をしていただきました、歴史ライターの水野さん。 ですが、諸先輩みんな詳しくて会話が大いに弾みます^^;

二荒山神社の後ろを抜けて、百目鬼が悪さをして秀郷が退治したと言われる、現在の塙田、百目鬼通りへ。昭和の時代は結構賑やかな歓楽街だったそうですが、現在はさほどの賑わいではありません。ここに百目鬼像をつくりたいな〜

百目鬼通りを抜けて、県庁前通りのヤクルト裏に知ってる人は知っている急な坂道の50円パーキング。そこが、今は無き本願寺。秀郷に矢を射られた約400年後、なぜか災いの絶えない塙田の本願寺。その住職に智徳上人という徳の高いお坊さんが継職されます。智徳上人が毎日熱心に村人へ説法をしていると、必ず姿をみせる美しい娘がいました。

実はその娘、400年前に秀郷に矢を放たれた百目鬼だったのです。百目鬼は長い間、現在の豊郷地区にある長岡の百穴古墳に身を潜めながら傷ついた体を癒やし、邪気を取り戻すために、塙田で流した己の血を吸い取りに通っては、邪魔な存在であった本願寺に災いをもたらしていたのです。しかし娘は、鬼である事を智徳上人に見破られ、度重なる説法に心を改め「もう悪さはしない」と誓い、ツメとツノを寺に置いて成仏したそうな!


本願寺跡を前に県庁を抜けて塙田トンネル手前の蒲生君平を奉る蒲生神社へ。

前方後円墳の名付けでも知られる江戸末期の額者蒲生君平は、秀郷流氏族である事を誇りに大名となった陸奥黒川城主蒲生氏郷の末裔です。ちなみにこちらの神社には、初代横綱とされる宇都宮生まれの明石志賀之助も奉られています。


その後は、県庁、松が峰教会、秀郷が最初にヤカタを建てたとも言われる、宇都宮城址公園を回って二荒山に。心配していた脱落者もなく・・と言うかこちらの方がバテてました^^;  参加の皆さんは流石の博学で、開催した私達がいろいろと教えていただきました。 歴史に昔の街並み、子供の頃の遊び方・・・ それぞれの知識を共有して、街ナカを歩く。 伝え残すべきことに気づかされるとても良い散歩でした。



 

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