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秀郷も見たかもしれない。中秋の名月。

最終更新: 10月2日

 

 まだまだ暑い日もありますが、少しずつ夜が長くなってきて、秋が近づいている気配も感じるようになりました。その名の通り「長月」を実感してきます。そして「長月」の歳時記と言えば、やはり「お月見」「十五夜」など「中秋の名月」の祭事ということになるでしょう。「中秋の名月」の祭事は古来に中国から伝わり、日本では平安朝以降に貴族の間で盛んに催されるようになったといわれます。貴族たちが、濡縁に座り優雅に月を眺める・・・そんな様子を想像する方も多いでしょう。われらが栃木のヒーロー・藤原秀郷も名門藤原氏の御曹司で、貴族から武装して武士になった平安の武将。私たちが見ている栃木の名月を、平安の夜空に見ていたのでしょうね。江戸時代には一般庶民の間でも広く伝わり、「十五夜」として行われる様になったといわれます。魔除けのすすきを飾り、団子や里芋を食べながら「お月見」をする今の様式が定着しました。現在では、お月見の風習は多少薄れてしまいましたが、空気が澄んで一年で最も月が美しく見える「中秋の名月」は、時代が進んでも変わることはありません。

 現代の暦(太陽暦)では旧暦と数え方が異なるためその年によって十五夜の日が異なりますが、今年は9月13日が「中秋」にあたります。その13日の夜、藤原秀郷の子孫である蒲生君平を祀った栃木県庁裏手の蒲生神社では、古式に沿って行われるお月見「観月会」が行われ、例年、太々神楽と雅楽が奉納されます。中秋の名月と共に古の神事と音色を鑑賞する・・・なかなか良い会宴だと思いませんか?


2019.9月

文 栃木の武将藤原秀郷をヒーローにする会 局長/岡田 康男

イラスト デザイナー/田代夏子

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