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八幡山のツツジと塙田八幡宮。

最終更新: 10月2日

 

桜の季節が過ぎると、木々には新芽が溢れ清々しい新緑の季節になります。桜の名所の八幡山公園も、ピンクの花の次は、紅や紫のツツジの花が咲きはじめ初夏の色が増えていきます。私が子供の頃は、4月の桜、5月のツツジと、よく家族でお弁当を持って八幡山公園に出かけたものです。半世紀も前、庶民の季節の娯楽は「お花見」だったのです。今年は、新型コロナウイルスの対策で、あまり外出がしにくくなっていますが、過ごしやすい季節の一コマに、ウイルス対策を万全にしてのツツジ見物がいいかもしれません。

八幡山公園は、公園内に鎮座する塙田八幡宮が由来となって呼ばれる市民公園です。塙田八幡宮は、県庁東側から八幡山に向かって右側にあるお宮で、「誉田別命(ほんだわけのみこと=応神天皇)」と「えびすさま」、「稲荷さま」を祀り、寛永18年(1641年)宇都宮城主が北の守護神として祭祀建立したと伝えられています。八幡神とは武運の神・応神天皇のことで、多くの武将たちから崇敬を集め、戦の前の戦勝祈願には、まず「南無八幡大菩薩」と唱えよ、といわれ、藤原秀郷も平将門との一戦の前に、那須与一も扇の的を射る前に祈願したといわれています。美しいツツジの花と共に武運の歴史も感じる八幡山公園、春から初夏の散策に、ぜひ一度訪れてはいかがでしょうか。


2020年4月1日

文 栃木の武将藤原秀郷をヒーローにする会 局長/岡田 康男

イラスト デザイナー/田代夏子


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