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足立遠元 あだちとおもと

最終更新: 2020年12月11日


番外編File No. 03

【足立遠元】

あだちとおもと 

adachi-tomoto


源頼朝を早くから支えた重要な側近。


【時代】平安時代末期〜鎌倉時代初期 【生誕】不詳 1130年代前半? 【死没】不詳 【別名】四郎 遠基 【官位】左衛門尉 右馬允 【幕府】鎌倉幕府 十三人の合議制 【氏族】藤原北家足立氏 【父】藤原遠兼  母:豊島康家の娘 【兄弟】信家 遠衡 【子】元春 元重 遠光



■足立遠元の生い立ち


平安時代末期から鎌倉時代初期の武将。足立氏の祖。

武蔵国足立郡(現東京都足立区から埼玉県北足立郡)を本拠とする。 遠元の父・藤原遠兼が武蔵国足立郡に土着し、遠元から足立を名乗ったとされる。 安達盛長は父・遠兼の弟で年下の叔父にあたる。

平治元年(1159年)の平治の乱で、源頼朝の父・源義朝の陣に従い源義平率いる17騎の一人として戦い認められる。


■源頼朝と足立遠元

鎌倉幕府成立の要因ともなった治承・寿永の乱(1180〜1185年)においては、治承4年(1180年)8月に挙兵した義朝の遺児・源頼朝より前もって命を受けその配下に入り、頼朝の信任を得て、武蔵国足立郡を本領安堵された。これは、頼朝による東国武士への本領安堵の最初であった。 元暦元年(1184年)10月公文所が設置されると、5人の寄人の1人に選ばれた。 建久元年(1190年)に頼朝が上洛した際も同道、さらに、奥州合戦の勲功として頼朝に御家人10人の成功推挙が与えられた時、その1人に入り左衛門尉に任ぜられる。



■源頼朝の死後

頼朝の死後、二代将軍源頼家の時に成立した十三人の合議制の1人に、叔父の安達盛長とともに加わる。 幅広い縁戚関係を築き、娘の1人は後白河院近臣の藤原光能に嫁ぎ、京都権門とも深い繋がりを有し、別の娘は畠山重忠および北条時房にそれぞれ嫁して、男子を儲けている。 武士の出でありながら公家として公文所寄人に選ばれるなど、坂東武士の中にあって文官的素養を持つ稀有な人物であった。



■鎌倉幕府十三人の合議制


NHK2022年の大河ドラマに決まった「鎌倉殿の十三人」は、 鎌倉幕府の二代将軍・頼家を支えた十三人の御家人の物語。 【鎌倉幕府十三人の合議制】とは 初めての武家政権として源頼朝によって創始された鎌倉幕府だが、正治元年(1199年)初代将軍・源頼朝が急死する。その時嫡男の頼家は、未だ18才の若輩であった。それまで将軍家の惣領として何不自由なく育てられた頼家には、有力な御家人を統率出来る力量などなかった。

母の北条政子や祖父の時政、そして側近たちには、頼家のただ単に二代将軍という名の権力を持っての行動が、相当目に余るものだったようだ。 北条時政と政子は、このままでは幕府組織の運営は成り立たないと見て、有力御家人十三人が集まり会議がもたれた。そして、幕政はこの十三人の御家人たちが合議制で運営していくことに決定された。 表向きは若い頼家を補佐するということだが、実際は頼家の権力を取り上げることが目的であった。

頼家が二代将軍になって僅か3ヶ月後の事であった。 頼家は幕府の最高権力者ではなく、単なる幕府のシンボルとなってしまったのである。 ただ、この幕政において十三人全員で合議され事例はなく、数名の評議の結果を参考に頼家が最終的判断を下す制度で頼家を補完する機能を果たしていた、とする見解もある。 この幕政は、十三人の御家人の中から死亡者などの欠員が出て2年をもたずして解体され、その後鎌倉幕府も権力抗争の果てに崩壊し、源家の嫡流は断絶。その後は北条義時の嫡流が治めていく事となる。


※記載の内容は、株式会社みやもとが歴史的資料をもとに独自の解釈も加えて表現しています。史実とは異なる解釈、見解も含まれておりますので、あらかじめご了承ください。






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